トップページ〉鉄道の写真 〉列車撮影記#1 新型しなの号の甲種輸送を見学しました。
#1 新型しなの号の甲種輸送を見学しました。
先日、現在特急しなの号で使用されている383系の後継である385系のデザインがJR東海が公式で発表されました。
今回は、日本車輌製造だけではなく、川崎車両でも車両を製造されることになりました。
川崎車両では、名古屋・米原方2両が製造され、日本車輌で製造されている残り6両と組成させるために川崎車両がある兵庫から日本車輌がある豊川まで輸送されました。
385系自体についてもさらっと観察してきましたので、こちらにまとめたいと思います。
385系電車
稲沢にて
385系ですが、前日のうちに発送元の川崎車両を出て、稲沢までやってまいりました。稲沢まで牽引してきた機関車はすでに切り離されており、385系と車掌車のヨ8000形のみが留置されていました。
構内ではDD200形が入換を行っていましたが、実際に牽引を担当した車両かはわかりませんでした。
稲沢に留置中の385系
愛知御津駅
まずは、愛知御津駅にて通過する姿を撮影しました。稲沢から豊橋まで2時間をかけるゆっくりと走る貨物列車ですが、体感70km/h以上で通過し、それなりに速く感じました。
稲沢から愛知御津までクルマで移動しましたが、ここからは電車で移動してまいります。
DD200形が牽引する甲種輸送列車
豊橋駅
豊橋駅では、方向転換のために機関車付け替えが行われます。多くの撮影者に囲まれながら作業が行われました。
機関車が付け替えを終了すると、停止位置まで移動します。そのおかげで385系の細部を撮影できました。
定刻になると、豊川へ向けて発車していきました。私は後続の普通列車で後を追います。
豊橋駅で機関車の付け替えが行われる様子
豊川駅
豊川駅に到着すると、側線に入線していました。上り列車の入線をまったあと、日本車輌豊川製作所に向けて、発車していきました。
日本車輌が製造する残りの6両とともに出てくる日が待ち遠しいと感じました。
日本車輌専用線に向かっていく様子
385系について
今回の川崎車両から日本車輌までの回送で見えてきたことがありました。まずは、他社の車両でも行っているかわかりませんが、Kawasakiのロゴがガラスに貼られていた点です。
JR東海はここ最近、在来線車両は日本車輌のみの発注で、新幹線でもN700系以来、製造を担当されなくなっていました。
このような事情を知っていた方に向けて、川崎車両が久しぶりに製造したことを発信していたのではないかな、と思います。
次にVVVF装置が三菱電機製を採用していた点です。VVVF装置とは、電車の走行を指令する装置です。今まで、JR東海は東芝製のみを長らく採用していました。
この電装品の製造会社が異なるところも気になるところです。日本車輌分も三菱電機製になるのか気になるところであります。
窓は2列で1つの大型窓で、フリーストップ式と思われるカーテンが備われています。
JR東海の在来線特急型電車では初めて採用されますが、313系や新幹線車両には採用実績がある設備となっています。
日本車輌で製造されている、グリーン車はどのような構造なのか気になります。
グリーン車ではどんな窓になるか気になるところです。
LED表示器が小型化しました。これだけ表示面積が少ないということは、表示させられることも少なくなると思います。どのようにこちらの表示器を使用するのか気になります。
台車は日本車輌製のC-DT70、C-TR258を採用。日本車輌がブランド化しているN-QUALIUSのNS台車なのか気になるところです。
Kawasakiのロゴと特殊貨物検査票
VVVF装置の機器箱に貼られた三菱電機のロゴ
385系の側窓
表示面積が小さいLED表示器
C-DT70台車
C-TR258台車
今回のまとめ
385系の試作車が完成に向かっており、日本車輌での整備等が終わり次第、試運転を行うフェーズに向かっていきます。
今回の川崎車両に発注した2両から見ると、JR東海として新しい試みを取り入れていると感じられる面がありました。
外観デザインは、平成初期を思わす懐かしさと先進さを感じさせるものとなっており、とてもカッコいいと思います。
現在運用されている383系の非貫通型も思わせる見た目ですね。
試運転が開始されたら車両を撮ってみたいと思います。
また、新しい車両の乗り心地を比べるために、383系の乗り心地も身に染みるほど乗って、違いを感じられるようにしたいと思います。
385系のロゴ